創業22年スチコン塾 大関ゆみのです。

コロナ禍、飲食店経営をされている方は、いままでと同じように

店舗営業ができなくなって業態変更や新規の販路開拓をされている方も

多いかと思われます。

これから先も経済が元に戻ることはないと言われている中で

スチコン塾では、小規模事業者の方へむけて

補助金を活用して、少人数でまわす調理場運営の方法を

サポートしております。

24席をひとりでまわすスチコン活用店舗

スチコン塾は、創業時8年間フレンチレストランを経営しました。

最終的には、専門学校を卒業した経験の浅い人材でも

3ヶ月で仕込みから提供まで24席のお店をひとりでまわせる

仕組みを構築しました。

その方法は、真空調理とスチコン調理の併用で実現します。

いま、真空調理は家庭でもブームになっていますが

プロの現場で生産性をあげて、効率のよい仕込みをしていくには

最適な機器の選択が重要になってきます。

さらに、厨房機器をそろえたからといって生産性はあがらないので

・それを何のために使うのか?

・どんな風に使うのか?

調理場の管理者が目的に応じてつかいこなす考え方をとりいれていくとよいでしょう。

そのために、必要なのが事業計画です。

まず、事業計画をたてて、次に生産計画をつくります。

小規模事業者持続化補助金を活用

この補助金は、1名から5名の小規模事業者の方が対象の補助金です。

補助率は、2/3で50万円。75万までの生産性向上できる設備投資にたいして

もらえる補助金です。

本年度の締め切りは、2021年2月5日です。

事業計画を作成して申請し、採択をされてから機器を購入します。

どんな機器を購入したらよいのか?

いろいろな業種や業態があるので、ここでは概論を書いていきます。

個別に知りたい方は、個別相談をご活用ください。

まず、小規模の方が少ない人数で生産性を上げていくために

厨房設備を購入する場合ですが、

生産性をあげる機器として多くの方が考えるのが

スチコン=スチームコンベクションオーブンです。

揚げ物以外は、たいていの料理を作ることができる

万能な機器で、標準化しやすいレシピを固定すれば

パート、アルバイトさんでも操作が簡単にできるので

これを導入したら生産性が上がると思われていますが

実際には、使いこなすには安全に仕込み計画をつくっていける人だけが

使えこなせる機器と言えます。

スチコンを使えばプロの料理人になれるわけではないので

メーカーの営業さんなどの話を鵜呑みにしないようにご注意ください。

たとえば、小規模の居酒屋の厨房をひとりでまわすとしましょう。

もっとも大変な時間は、「提供時」かと思います。

クックサーブと言って、オーダーが入ってからつくっていく方法では

つくる人が何人も必要で、提供するまでの時間も必要なので

暇な日はスムーズに提供できるけれども

忙しい日は、お客さまを待たせてしまうようなことがよくあります。

このような状態を解決するのが

スチコン塾が提案する真空調理による仕込みです。

保存は、クックチル、クックフリーズという方法を活用します。

使用する機器は、業務用の真空包装機と真空調理用湯煎機

真空調理用の温度計この3点セット

これならレシピ移行のサポート付きで75万円で導入可能

スチコンと業務用真空包装機でこれをやろうとすると

100万円以上の設備投資が必要になって

電気は動力を使うなどランニングコストもかかるので

小規模のお店では利益を出しにくくなってしまいます。

まずは、初期投資をおさえて、少人数でまわせるような仕組みをつくり

そこから真空調理に慣れてきて、売上を伸ばせるようになったり

新規で販路拡大を考えたりしながら売上を安定させて

スチコン購入も検討されるとよいのではないでしょうか。

動画で解説:スチコン塾YouTubeチャンネル

スチコン塾では、小規模事業者持続化補助金の事業計画づくり

機器の選定やレシピ移行のサポートをしています。

個別相談ができますので、お気楽にお問い合わせください!